美容室経営コンサルタントの田中です。
次世代サロン戦略プログラムメンバーもまもなく1000名を超える勢いとなり、
コンサル依頼も比例して多くなっているように感じる今日このごろです。
さて先日から、今後コンサルに入らせて頂くか検討している大阪の美容室があります。
なかなかリアルでのコンサルティング、店舗改善にまわっていて忙しくはあるのですが、
僕自身が個人経営で小さい事業展開からやってきたこともあり、
そのオーナーからのメールを頂くなかでお力になりたい。という気持ちになりました。

その大阪の美容室は美容室予約システム「カミングスーン」を導入しておられるサロンなのですが、
今後の更なる新規客獲得に力を入れていきたいとのご要望をお持ちです。
ヒアリングをさせて頂くなかで、WEBマーケティングはもちろん、
新規客を取り込む仕掛けづくり、リピート客をファン客に引き上げる仕組みづくりにおいて
お力になれるステージがあり、今後コンサルに入ることで数値をどのように
上げられるのか取り組みがいのあるミッションになりそうです。
ヒアリングさせて頂くなかで現在考えているコンサルティングの流れとしては、
■お客様へのアンケートによるヒアリングの実施■
顧客満足度調査を実施し、なぜお客様に選ばれているかを明確にすること。
そしてお声に対する改善をお客様の目に留まるような場所
(HP、レセプション、雑誌置き場、カウンターetc・・・)に置いて
サロンのお客様を大切にしている姿勢を前面に出していく。
■美容室の経営戦略立案■
頂いたお声を元になぜこの美容室が選ばれているのかを把握し、
それに沿ったサロンの戦略を具体的に考えていく。
なぜ戦術、具体的な方法を考える前になぜ戦略を考える必要があるかというと、
1)メール予約でき、お誘いが来る、安心して技術をしてもらえる。
└メール予約は、ライバル店に導入された時点で強みとはいえなくなります。
2)パーマ、カラーで髪が傷まないホームケアーしやすい。
└他店とどう違うのかを戦略的に告知しなければ他店との差別化が図れません。
3)シャンプー,トリートメントをしてもらうと1ケ月程の疲れがとれる。
└今後はこれをどのようにアピールするかということが
大切になってきます。
まずは戦略を定めることで、今後その戦略に基づいた戦術に落とし込んでいけますので
マーケティングのブレはなくなります。
SWOT分析、ポジショニングマップ、
戦略・戦術シートなどの
オリジナルシートを使用して経営戦略の策定のフォローに入らせて頂く流れを検討しています。
■生産性について■
こちらの美容室の経営者のご要望は
一人あたり60万円の生産性というお話でしたが、
具体的な現状の数値は守秘義務がありますのでひかえますが、一足飛びにはいかない数値とはいえ、
まもなく1万円台という近隣の美容室と比較しても高いこの美容室の客単価の高さを考えるならば
現実的な数値目標と考えています。
サロンのキャパを考慮しても、一日の施術件数が10人以内
に収まる数値ですので、カミングスーンと連携をとれば新規獲得に力を入れていっても
既存客の不満(慌しい…、なかなか予約がとれない、落ち着けないetc…)は生じないかと思われますので、マーケティングを仕掛けていくのに丁度良い時期といえるでしょう。
僕が考えているコンサルティングは、「いつまでも美容室に居続ける経営コンサルタント」ではなく、
「経営コンサルタントのいらない美容室づくり」がテーマです。
短期的にみればコンサル契約が終了することは弊社の利益減少につながるかもしれませんが、
お客様(美容室経営者)のご満足を頂くことこそが、更なるミッションを頂くことにつながることを
信じて取り組んでいこうと考えています。
おっと、今日は文面が長くなりました!
今からクライアントのフォローに行きましょうかねぇ。

ブライダル、ネイルに特化した打ち出しをしてブルーオーシャン戦略を築いている
クライアントの某サロン。
専門性に特化することで近隣の美容室との競争から離れ、選ばれる店づくりが可能になります。
これからの成熟期を通り越して衰退期に入りつつある日本経済において、
お客様に選ばれ続ける美容室であるためには、顧客満足度の向上に努めるだけでなく、
専門性、マーケティングへの取り組みがますます欠かすことの出来ない要素になってきます。
全国的にみて、伸びているサロンは、ヘッドスパ、ネイル、ブライダルといった付加価値を
提供しているサロンが強いように感じています。
美容室経営コンサルタント 田中