美容室の経営判断における財務諸表を読むポイント

毎年作成する美容室の損益計算書、貸借対照表をただ眺めているだけでは、
経営者、経営分析とはいえません。
通常、美容室のB/S、P/Lの作成は、消費税法、法人税法、企業会計原則を
指針として作成されますが、美容室の経営分析を行う場合には、
そうした“縛り”にあわせて行うのではなく、全体を俯瞰したサロンの経営分析が不可欠です。

美容室の経営分析

美容室が提出する財務諸表の種類

美容室の提出する財務諸表としては、貸借対照表、損益計算書があります。
損益計算書とは、一年間の美容室の営業活動をまとめたもの。
貸借対照表とは、一年間の資産と負債のバランスをまとめたもの。
シンプルにいうとこれだけになります。

経営での判断を下す際の優先順位とは?

現在、9店舗の法人を含めて複数の美容室でもマーケティング、戦略アドバイス、
経営コンサルティングをさせて頂いておりますが、 美容室の経営状態を
見極めるにあたって私は美容室の損益計算書をまず第一にみるようにしています。
この財務諸表を分析することで、美容室の傾向を把握できるからです。

決算期だけでなく、月ごとの売上を見ることは非常に重要です。
一年間を通じて月別売上高を集計し、各月ごとのデータを線で結んでいくと、
美容室の売上傾向(トレンド)が上昇傾向にあるのか?
それとも下降傾向にあるのか、推移を視覚的に把握することが可能になります。

売上高増減率とは?

損益計算書の前期分と今期分を比較するにあたって、
会計の世界では、損益計算書の増減比較を行います。
前期の美容室の売上を100%と考えた場合、今期の売上は何%なのか?
これが増減率を算定する方法となるわけですね。

今期売上高−前期売上高=増減額
増減額÷前期売上高×100=増減高比率

財務諸表を見極めて美容室の経営分析を行うことも経営者、サロンオーナーとして、
スタッフの生活を守るためにも非常に重要です。
最初は税理士からのお話を聞くだけかもしれませんが、じょじょに数字を読める
経営者となるように努力をしていきましょう。

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